こんにちは。
今回は、IntuneからOffice 365 Pro Plusを簡単にプッシュインストールできるようになりましたので紹介します。
今までの配布方法
今までは、Office 365 Pro PlusのEXEファイルをアップロードして、サイレントインストールできるように設定して配布する必要がありました。
これが中々うまくいかなかったんですよ…
今回のアップデートで、このような煩わしい作業は必要なくなりました!
新しくなった方法で配布する
それでは、新しくなった方法で配布する方法です。
1、Azureポータルにログイン
2、Intuneの項目を開き → Mobile Apps → アプリ → 追加 の順で開きます。
3、アプリを追加する画面で、「Office 365 Pro Plus スイート(Windows 10)」を選択します。
4、Configure App Suiteでインストールするアプリを選択します。
プロジェクトとVisioは追加のライセンスが必要です。
「発行先」と表示されているのは、Publisherです。
誤翻訳ですねー
英語表示だとこうです。
5、App Suite Informationでは、この展開するアプリケーションの情報を入力します。
基本このままでいいと思います。
6、App Suite Settingsでは、Officeのビットはどうするかや、アップデートのタイミングなど決めます。
アップデートのタイミングは、4種類から選択できます。
デフォルトは、「First release current」です。
アップデートのタイミングについての説明です。
・Current Channel
新機能・非セキュリティ更新プログラム共に一番早くリリースされる
・Deferred Channel
新機能・非セキュリティ更新プログラム共に一番遅くリリースされる
・First Release Deferred Channel
Deferred Channelよりも4か月早く新機能をリリース。非セキュリティ更新プログラムはCurrent Channelに準じてリリースされる
・First Release Current Channel
この情報はないですね…
参考URL
https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/11/02/office365_channel/
7、展開するグループを選択します。
展開したいユーザーが含まれているグループを選択します。
そして、強制的にインストールするか、アンインストールするか選択します。
これで展開の準備は完了です。
展開対処のグループに所属しているユーザーがPCをIntuneに登録した場合や登録済みの場合に自動的にダウンロードとインストールが開始されます。
1GBほどダウンロードするようなので、インストールまで少し時間がかかります。
ダウンロードと共にインストールもされます。
インストールされるとスタートに表示されます。
さらにOfficeに自動ログインしてライセンス認証も行ってくれます。
さらにさらに!!
Outlookのプロファイルの設定もラクラクになってます!!
Outlookを開くと・・・
「接続」をクリックするだけでプロファイル設定完了!
Azure ADに参加したらIntuneに自動登録するようにしておけば、Office 365 Pro Plusまで自動的にインストールされます。
これで、PCキッティングの手間を削減できますね!
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