今日は、Windows NLBの設定です。
ADFSサーバーを2台で冗長するためです!
前回のADFSの構築は、下記です。
ADFSでO365にシングルサインオンしよう! Part1
▼Windows NLBの設定
1) 機能の追加
「サーバーマネージャー」→「役割と機能の追加」→「機能」から「ネットワーク負荷分散」を選択します。
管理機能もインストールします。
2) ネットワーク負荷分散の設定
「スタート」から「ネットワーク負荷分散マネージャー」を起動します。
3) クラスターの作成
「ネットワーク負荷分散マネージャー」が起動したら、「クラスター」タブから、「新規」をクリックします。
「新しいクラスター」画面が表示されるので、
ホスト:ADFSサーバー名
を入れ、接続します。
接続すると、インターフェイスにIPが表示されます。
4) ホストパラメーター
次の画面では、このホストの優先順位を決めます。
このADFS1は、プライマリにします。
何もせず次へ。
5) クラスターIPアドレス
クラスターのIPアドレスを設定します。
「追加」からIPを追加します。
6) クラスターパラメーター
IPアドレスは、クラスターIPが入力されています。(画像は、消しています)
「フルインターネット名」を入力します。
ここには、フェデレーションサービス名を入力します。
例) adfs.test.jp
クラスター操作モードは、任意のを選択します。
ここでは、ユニキャスト。
7) ポートの規則
ひとつ追加されています。
編集します。
フィルターのモードを変更します。
アフィニティ:なし
8) 1台目完了!
サーバー名のところが砂時計マークが表示されています。
これがグリーンになったらOKです。
MACアドレスが変更されるので、念のため再起動しておきましょう。
9) 2台目クラスター追加
2台目をクラスターに追加します。
「ネットワーク負荷分散マネージャー」の左側、フェデレーションサービス名名を右クリックし、「ホストをクラスターに追加」をクリックします。
10) 接続
ホスト名: 追加するADFSサーバー名
11) ホストパラメーター
追加するホストの優先順位を設定します。
ADFS2は、セカンダリなので2にします。
12) ポートの規則
ここでは、プライマリサーバーの設定がされているので、何もしないで完了。
13) Windows NLBの設定完了
両ホストが緑色になっていればOK。
今回は、ここまで。
次回は、Web Application Proxyの構築。
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