Azure Backup(エージェント)をPowerShellで構成する

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Azure Backupでは、Azure上のVMやオンプレのサーバー、クライアントPCをバックアップすることができます。

クラシックポータルを使用できる場合はポータルから行えますが、プレビューポータルのみの場合(CSPなど)はPowerShellでしか構成できません。

PowerShellでバックアップ取得までの手順を記載します。

 

▼注意事項

1、Azure PowerShellはインストールしてあることを前提とします。

2、使用するPowerShellは、通常のWindows PowerShell x64を利用してください。
インストールしてあるAzure PowerShellでは、MSOnlineBackupモジュールのインストールができません。
なんだか、Azure PowerShellは32bitとなっておりモジュールをインストールするには64bitのPowerShellでないといけないそうです。
最初から64bitで作ってほしいです。

3、BackupモジュールをインストールするにはAzureBackupエージェントがインストールされている必要があります。
下記URLからダウンロードできます。
http://aka.ms/azurebackup_agent

 

▼バックアップ手順

PowerShellを開いてAzureに認証します。

Add-AzureAccount

次にBackupモジュールのインポートをします。

Import-Module MSOnlineBackup

 

次にモジュールがインポートされたか確認します。

Get-Command -Module MSOnlineBackup

 

141

 

新しいリソースグループを作成します。
今回は、CSP用のリソースグループを東日本に作成します。

New-AzureResourceGroup –Name “リソースグループ名” –Location “リージョン”

コマンドが変わったようです! – 12/4 追記
New-AzureRmResourceGroup -Name “リソースグループ名” -Location “リージョン”

142

 

バックアップコンテナを作成します。

$backupvault = New-AzureRMBackupVault –ResourceGroupName “リソースグループ名” –Name “バックアップコンテナ名” –Region “リージョン” –Storage 冗長形式

 

143

 

上記の様に「The subscription is not registered to use namespace ‘Microsoft.Backup’.」と表示された場合は下記コマンドを実行しバックアップのプロバイダーが登録されているか確認します。

Get-AzureProvider

 

144

 

「Microsoft.Backup」は登録されていません。
登録しないといけないので、登録します。

Register-AzureProvider -ProviderNamespace “Microsoft.Backup”

 

145

「Get-AzureProvider」をすると登録されているか確認できます。

 

146

 

再度、バックアップコンテナを作成するコマンドを実行します。

 

147

 

今度はエラーなしで実行できました。
プレビューポータルを開いて確認するとバックアップコンテナが作成されています。

 

148

 

バックアップコンテナの準備ができました。
次に、バックアップコンテナに接続するための資格情報をダウンロードします。
PowerShellに戻り下記コマンドを実行します。

ファイルの保存先を指定
$credspath = “C:\”

資格情報のダウンロード
Get-AzureRMBackupVaultCredentials -Vault $backupvault -TargetLocation $credspath

 

指定したパスに資格情報がダウンロードされているか確認します。
.VaultCredentialsファイルがあるはずです。
バックアップするサーバーにコピーしておきます。

次に、バックアップするサーバー上でAzureBackupエージェントをダウンロードし、インストールします。
下記URLよりダウンロードできます。

http://aka.ms/azurebackup_agent

 

インストールすると下記アプリケーションが表示されます。

 

149

 

Microsoft Azure Backupを起動します。

 

151

 

右側「Register Server(サーバーの登録)」をクリックします。

プロキシの構成をします。

 

152

 

資格情報コンテナーの識別では、先ほどダウンロードした資格情報を選択します。

 

153

 

資格情報を選択すると下記の画面になります。(ここから英語の画面です…)

 

154

 

暗号化キーを設定します。
16文字以上のパスワードを指定します。
なかなか難しいので自動生成します。
パスワードを指定したパスに保存することができます。

 

155

 

「Register(登録)」をクリックするとAzure Backupにサーバーが登録されます。

 

156

 

これでバックアップできるようになりました。
バックアップの設定を行っていきます。

操作ペインの「バックアップのスケジュール」をクリックします。

 

157

 

「バックアップのスケジュールウィザード」が開き、「作業の開始」は次に進みます。

 

158]

 

「バックアップする項目の選択」では、バックアップするドライブ・フォルダ・ファイルを「項目の追加」から選択します。

 

159

 

「バックアップスケジュールの選択」で、スケジュールを指定します。

 

160

 

「保持ポリシーの選択」では、世代管理の設定を行います。
ここでは、3世代(3日分)を残す設定にしました。
この場合、増分バックアップのみになります。

 

161

 

「初期バックアップの種類の選択」でhあ、自動でネットワーク経由を選択します。
オフラインバックアップは、Azure Import/Exportサービスになります。
初回バックアップデータをHDDに保存しAzureに送るとバックアップコンテナにデータをインポートしてくれます。
データが多い場合、利用すると時短かつネットワーク帯域の節約になります。
ですが、日本はまだ対応していません…早く対応して欲しいです。

 

162

 

設定内容を確認し、完了をクリックします。

 

163

 

「バックアップスケジュールが正常に作成されました。」と表示されれば完了です。

 

164

 

今すぐバックアップをクリックし、バックアップを行います。

 

157

 

「今すぐバックアップウィザード」では、先ほど指定した項目が表示されています。
バックアップをクリックし、開始します。

 

165

 

バックアップが進行します。
バックアップが完了すると、「バックアップは正常に完了しました。」と表示されます。

 

167

 

バックアップは完了ですが、リストアできるか試してみます。

 

C:\Temp内のファイルを削除します。

 

168

 

Azure Backupアプリに戻り、「データの回復」をクリックします。

 

157

 

「データの回復ウィザード」が開き、元のバックアップが作成されたサーバーを選択します。
同じサーバーなので「このサーバー」を選択します。

 

169

 

回復モードの選択をします。
通常は「ファイルの参照」を選択します。
ファイル名が曖昧の場合、「ファイルの検索」を選択します。

 

170

 

ボリュームの選択とリストアする日付を選択します。

 

171

 

リストアするファイルを選択します。

 

172

 

リストア先を選択します。
今回は元の場所にリストアするので既定のままにします。

 

173

 

リストア内容を確認し、「回復」をクリックします。

 

174

 

「ファイルの回復ジョブは成功しました。」と表示されれば完了です。

 

175

 

フォルダを開き、リストアされているか確認します。

 

176

 

ファイルがリストアされていました。

これでバックアップ・リストアは以上です。

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